ちょとのつもりが予定そっちのけで写真整理に突入。よくあることです。アルバムに貼られることのなかった写真が数百枚を部屋に並べ鑑賞モード。あれ、これっていつ(何歳)の写真だったかな?
気になるのはいつ撮ったのかということ。気になるともう止まらない、撮影日がわからない写真。古い写真の多くは、ほとんどの写真に日付が記されてないですね。勿論カラー写真が一般的に出たての当時も。だから写真の裏やアルバムでは写真の横にコメントと一緒に撮影年月日を書かれることが多かったですね。そういった写真はのちに、記録として貴重になります。時間がたつほどその貴重さが増してきます。
便利になったけど、この場合、撮影年とプリントした時が違うこともあるから要注意だったりする。
そしていつの間にか、それを自動でやってくれるようにメーカーがカメラを開発してくれました。この様な自動日付は素晴らしかったです。でもカメラの設定が苦手でいつでも1月1日になってたのも事実。日付入りプリントを嫌がるかた、もしくは別にどうでもよくて(気にしない)というかたで、年月が経ちアルバムに整理整頓されることなく小箱にしまっておいた場合、いつの?になります。それでも気にしないかたも当然いらっしゃると思いますが、整理整頓が大好きなかたが、万が一にも日付無し写真を見つけた場合、それはもう大変なことになります。
裏も重要なんですね。フチ無しプリントではこのケースが多かったのではないでしょうか。薄っすらですが確実に年号確認ができました。一度写真を裏返してみてください。意外なものが出てくるかも。結構コメントを残すかたは多いですよね。見つけた時はタンスの奥の100円玉よりうれしいお宝との出会いにときめいてしまいます。チェキやポラロイド写真も白いスペースによくメモりますよね。日付が書き記されていればラッキー。
もちろん、写真そのものの他にもちゃんと記録を残してたりもするわけで、過去の自分をしっかり褒めてあげたいと思うのです。他にもこのように何かメモしてたりもするかもしれないと思うのは必然で、それはもう目を皿のようにしてあっちこっち写真周りを見回しては何としても日付を特定したいのでありました。
さてこちらの写真。いつのでしょう?小学校何年かなぁ?制服着てる?大体70年代後半から80年代始めまではわかるけど…。おおよその見当がつけば、そこからは虫眼鏡を持ってコナンになる。
調べてみた
この写真にはカレンダーがある。9月と10月しか見えないけど年号で調べてみる。ヒントになりそうなのは服だけど季節くらいしかわからない。ぼやけてるけど。春ではないので、10月の衣替え後。でもこれでは年号はわからない。鉄板焼き…それは関係ない。
そこでもっとカレンダーをよく見る事にします。休日の色で判別しましょう。日祝の間隔で調べる。9月が30日まで、その30日が水曜日。赤い祝日が2つあって逆算します。15日火曜日と23日水曜日が祝日 → それをネットでカレンダー検索。
見えます?3つ赤い祝日の場所。確認できたのでそこから曜日を出します。確認できた月末日から何日が祝日かわかるので、曜日と日が合う年を探す、といった具合。数字が読めなくても大丈夫そうです。
1981年10月!と思う
ちなみに前年、翌年もこの祝日が曜日と合わず違いますね。撮影年が判明! 鉄板下の新聞までは見えないけど、お洋服を見たり細かいところを観察してると楽しいですね。たまたまカレンダーがあったから良いけど他にも年月を導き出せるものがあるかも。
スナップ写真の醍醐味は気付きずらい細かなとこの発見だったりして。
他の写真でも楽しいことが待ってそう。しかも家族団らんで撮影日当てなんかしたらちょっと?盛り上がるかな。一挙両得。整理整頓しながら撮影年月日を確認しつつ、こんな楽しみ方もあるかもしれないと思う今日この頃でした。
これはわかりやすくていい。はっきり昭和50年8月25日。それより「No.13」って、その年の13回目の展示物って事? それとも開館から13回目? それとも13か所かそれ以上館内にあるって事? でもその場合、他のナンバーを撮ってないから観て廻らなかったんですね。もしくは夏休み最後でプールに時間を使いすぎたとか、写真だけ撮らなかったとか、面白くなかったとか、他に面白すぎる事がありすぎたとか。とかとか。色々空想がつきません。全く思い出せません。
楽しいですね。
つづく
〒157-0067 東京都世田谷区喜多見1-23-5サンライズヒルズ202
Copyright Ⓒ 2003 Syashin-Seiton-Ya All rights reserved.